いわきび、森の明るみへ

四国の片隅から働き方や住まい方を再考しています。人生の時間比率は自分仕様に!

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

さよならの前に

祝福を。今日、退職と転居の予定を家族に伝えたいわきびです。折に触れてそうしたい旨はつぶやいてきたけれど、面と向かって報告するのは今日が初めて。 思ったよりあっさり淡々と受けとめておりました。たぶん、今の両親には子どもより親のことが優先だから…

自分の手から職務を振り返る

祝福を。 毎日少しずつ清算を果たして、前へ進んでるつもりのいわきびです。 今日は職場の倉庫を整理した。担当業務の古い書類を荷造りまたは廃棄して、できる限り保管庫を空けておかなくてはならない。夕方デスクワークがひと段落したので倉庫へ入り段ボー…

思うまにまに

祝福を。 昨夜日付けの変わる前には帰宅し、そのまま布団へバタンキュのいわきびです。 関西へせっかく行ったのだから、一泊してお友だちを呼び出してもよかったなど身勝手なことを考えつつ、それでも疲労のことを考えると帰って正解だったかと思います。 帰…

人生の軌道のたとえ

高速道路と列車、高速ビルの夜景がバスの窓からうねるように迫ってくる。朝早く四国を発ち、関西で就職試験を受けて今はその帰り。夕方に試験は終わって駅前で一杯やって、ターミナルの場所を間違えながらやっとたどり着いて乗車。 エスカレーター右側にびっ…

流れがあること

祝福を。毎日新たな生活に向けてじたばた奮闘中のいわきびです。 今日は午後から街へ。まず昼食をと、いわゆるオフィス街の裏手に外観の小洒落た定食屋があったので入ってみた。中身はこの辺の働く人を相手にした食堂でした。初めてで勝手がわからずキョロキ…

世界を汲み上げ、自分の明るみへ

祝福を。会社とさよならを決めて、ようやく周囲にも伝え始めたいわきびです。 今の課題は振り返らないこと。新しい仕事のために応募&結果待ち、部屋探しのあたりをつけ、かつ家族に告げるタイミングを狙う。 今の自分ほど優先順位をどうするかで選択肢が違…

私の延長上としての〈場〉とは

同僚が素晴らしい勢いで電話をさばいている。今日の職場は人数が少なくて、でも電話は相変わらず多いので、取れる人はどんどん取って答えるなり繋ぐなりしないと回らない。 黒光りするPC画面の端に目をやると、ちょうど背中合わせなので、これまた凄いスピー…

この居場所いずれ去りて

祝福を。 まだ周囲の全ての人に伝えてはいないが、いまの職場を去る方向で動いている。会社とさよならすることを、同僚、家族にはまだ完全に伝えきれていない。就活し、職業訓練も視野に入れているが、次の身の振りが未定だからである。 軍資金が足りるだろ…

自然、偶然、無限性

植物のフォルムが好きだ。 彼らはこちらが意識しようとすまいと、いつも巧みな美を与えてくれる。 その出会いはこちらが眼を凝らして何かを隈なく探す時ではなく、むしろ一切そうした出会いを意図せず自分の生活時間に浸っている折に突如、訪れる。 それは、…

こんなにある、教育サイトまとめ

祝福を。 無料教育サイトにどんなものがあるか、すでに「まとめ」がありました。これらプラス、あとは思いつくままに挙げてみます。 なお、ここで扱うのは大学~高等教育、教養、大人の教育、習い事です。 まず大学・高等教育中心のまとめ。matome.naver.jp …

意図せずして

祝福を。 いわきびは決して地元LOVE!の人間ではない。すくなくとも今まではそうだった。でも、ブログを開いて見てくれる方に、少しでも地元の好さを届けよう、と眼を凝らすようになった。 写真は中心街の地酒と土産のお店。二階の窓が、レトロでしょう?こ…

アングル

1500円カットの床屋の前をトラムが通り過ぎる。対抗路線から別のトラムが来て、今度は教会と焼肉屋、パン屋の明かりを縫って温泉街へ向かう。 ちょうど歩道を歩く私の目の高さに、車窓の中は一枚の絵のように風景として入る。平日も明日を残すばかりの疲れが…

私の課題

祝福を。 今日は奇跡的に周囲の協力が得られて仕事がスムーズに進んだ。私も含めて従事者が業務に慣れてきたせいもあるだろう。その従事者も月イチの山場にかき集められて大変なことである。段どりも自分の手元もさぞ心もとなかったことだろう。…が、いわき…

学校は防波堤たりうるか

働きたくないから進学する、ということが学校へ行く主な動機として、これまで暗黙にまたは公式に共有されてきたように思う。 もちろん義務教育は有能な国民養成を目的に富国強兵の一環として行われたし、学校で学ぶスキルが職の確保と直結している分野(資格…

連帯、居場所と別のしかたで

祝福を。 職場は次年度更新の話題が持ち上がる時期になった。これまで通りよろしくお願いします、を雇われる側と雇う側の双方が前提しているケースは良いのだが、そんな人ばかりではない。「もっと条件が良い職場に行きたい、でも自分の年齢や経歴では難しい…

幸福の求道において

[ 幸福のかたちは本当に人さまざまだ。そこに金銭や財産の多寡、性愛へのアクセスなど含まれるとは限らない。世間の軌道を降りる生き方を積極的に選んだブログ発信者の記事を見ていると、団塊世代が前提としてきた幸福の条件や形態が、いかに時代限定的で特…

畑違いの優越

異業種で転職した人は、自ずと未知の世界に足を踏み入れることになる。それは単に雇用先が変わるだけでなく、基本的な価値観、求められる素質、評価される振る舞いが以前の職場とは全く異なることを意味している。そこへ違う文化圏の地域へ移住が伴えば、そ…

自分仕様の労働比率

祝福を。皆様にはどんな一週間でしたか?という問いは何だか不規則勤務の人を排除しているように響いていま、違和感を覚える。 働き方について、学校・役所的なリズムがいわきびは気に入らない。具体的には8時すぎ〜5時すぎフルタイムで平日週5勤務、という…

意志あるところ

where there is a will,there is a way. 「意志あるところ道はあり」というこのことわざは、日本語ではよく「志あれば道は開ける」と訳される。夢を叶える秘訣として、最近では引き寄せの法則やスピリチュアル関係のサイトで沢山引用されている。 スピリチュ…

「つくる」という楽しみ

祝福を。写真は今夜の夕飯です。黒豆金時豆、かぼちゃ以外は久しぶりに自炊。ここ最近は同居両親の都合で、親の主導権で料理がなされておりましたが今日は父は泊りがけ外出、母多忙ゆえ。 それは良いのだが、あまり久々でかつ疲れていると段取りがメチャクチ…

イニシアを乱す居場所

祝福を。 花屋の店頭には小手毬と麦に似た緑の花、チューリップが並び、向かいの喫茶店の前には桃色のカサブランカに豆桜が壺に生けてある。ほんの通りすがりで写真がないのが申し訳ない。 くたびれて気落ちした折には、誰の目にも鮮やかだろう善きものの前…

地続きの外へ出て

祝福を。 山陽から戻って今後のことを展望してみると、何だか自分がきわめて限られたエリアで右往左往しているのでは?という視点がもち上がった。それはあたかも、精巧に造られた箱庭の中でひとつまみの素材を右に置くか左に置くか迷う様子に似ている。素材…

旅終えて

祝福を。 やっと汽車が四国に入り、ホームに「瀬戸の花嫁」が流れるのを聴いてあ〜この空気へ戻ったか〜とうんざりするはずが、どこかホッとしてもいる。 のんべんだらりのゆるさが、四国というか地元では許されるのです。それゆえにサービスの質がどこか抜…

無題

旅先の居酒屋は凄い活況だ。土曜夜はどこもこんなものかもしれないが、私は地元で中心街の飲み屋に入ると職場の人間と会う可能性が高いのが嫌で避けている。あの人たちは気楽だ。正社員で、しがらみの無い土地で、物価が安くそこそこ都会で数年すれば去るこ…

その人から現れる世界

祝福を。という挨拶も、何だかいつも書き出しに使うには相応しくないのかな?と思うようになった。これは、「汚れなき祈り」という東方正教会の修道院で起きた事件を題材にした映画の中で、修道女たちが朝の挨拶に使っていて、生の讃美と肯定に相応しい、と…

できることと成ること

〈できる〉は快感だ。自分の望む何事かを、自分の自由意志にもとづいて、道具や自分の身体を制御することによって、実現する。〈できる〉は自分の、自分が制御可能な領域を拡げる。同時に自分の周囲を自分が生存するために調整する。そうして〈生きる〉の幅…

カフェという時間

帰郷前に住んでいた土地には、喫茶店文化というものがほとんど無かった。あるのはチェーン店のカフェか、常連でもってるような個人経営の喫茶店で、後者はいちげんさんが入りやすいとは言えない。小洒落たカフェは街中にはいくらもあるものの、本当に匿名で…

空いている居場所

祝福を。あっという間に週末だが、人にはそれぞれ節目やリズムがあるので、暦それもグレゴリオ暦を見てあたふたすることは何もない。 最近空き家や空いている場所について考えることが多い。前者はこのはてなブログでも地方の空き家を修復してオルタナティブ…

拠点と慰め

祝福を。いわきびは少し疲れている。週末の予定が立たないからだ。地元を離れてしばし海を渡ろうと思ったのだが、何時のバスor汽車に乗ればちょうどいい時間に着くのか、始発の汽車ならギリギリだが休日にそんな無理をしなければならないのはアクセスが不便…

モノが与えてくれる意味

祝福を。2月を迎え、水気を含んだ桃色と紫色の夕空となった地元でした。 思うこと。 人がモノを持つ理由の一つに、自分の行為や存在に意味を与えたいから、があると思う。 とくに、自分のことを自分の意図する通りにコントロールできない環境に置かれている…