いわきび、森の明るみへ

四国の片隅から働き方や住まい方を再考しています。人生の時間比率は自分仕様に!

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

わが机上自由なりき

11月は暖かな日が続き、月半ばには夏日に近い気温の日さえあった。おかげで職場の事務所外の作業―それも水仕事付きの身体を使うチームワーク―も、水が気持ち良いくらいの気候で順調に終えることができた。 何度も書いているが、私は手や体を使うタスクも他人…

もっと明かりを

街中はすっかり晩秋の風景を呈しつつある。この時期美しいのは冷気に浸された紅葉で「霜葉は二月の花よりも紅なり」(杜牧「山行」)に深く首肯する。日が短くなると同時に心細さも増す季節に心身が求めるのは赤や黄金や橙の暖色だ。白い薄野に沈む半熟卵の…

匿名の心地よさ

職場で現場行きや屋外作業、チームワークが増えたこの三か月ほど、自分がいかに田舎暮らしに不向きかを痛感させられている。車の運転テク、肉体労働、他人との共同作業、濃密な人間関係、集団行動、適度な声がけ、他人と雑談することが苦にならずその間合い…

言葉はたんなる潤滑油か

人間関係において「言葉は潤滑油」という考え方がある。一言二言のたわいない会話でも人と人をつなぐコミュニケーション円滑化の手段となるらしい。たしかに日常生活のなかであいさつや声がけによって共同作業がスムーズにやれることは多々ある。しかし言葉…