いわきび、森の明るみへ

四国の片隅から働き方や住まい方を再考しています。人生の時間比率は自分仕様に!

ある求人のこと

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祝福を。

このところ、自分の持ってる資格を生かせる(応募資格にその資格所持が条件になっている)求人に応募している。今日も県外で2件ほど見つけ、うち1件は土曜必着なので早速応募した。それで今日の午後は書類作成で終わり、郵便局の夜間窓口で提出を終えていまひと息。

それにしても、いま4月半ばである。この時期ってふつう入社式してるか、来年度4月採用の応募を新卒者向けにかけてるか、臨時や契約の募集をするかではないのか?という思い込みが私にはあった。こんな時期に正社員や要資格で給与そこそこの契約・嘱託の募集をするなんて、ブラックか、何か事情があって人が辞めていくかワケありなんじゃないだろうか。

でも、ひと月位遠ざかっていたその資格の全国求人を見ると、この時期どんどん“new”がアップされている。わからないものだ。しかも非正規でも契約職員で月給16万以上とか賞与ありとか、それだけ見ればかなりの好待遇である。なら、応募しない手はない。雇用保険はあくまで次の就職のためだし職業訓練は申込後に就職決定したら辞退も退校もOKだし、応募しないことには可能を現実にする手立てなどないので、動いてみる。書類選考で落とされる可能性も大だし、秋から転職活動を始めて最終選考進出もサイトから応募も含めて不採用だった数はたぶん両手足の指超えるのでは?でもそんなもんです就活なんて。

今から7年前、長い学生時代に終止符を打つべく、新卒者がやる就活の中身も解らず、同世代と「足並み揃えて」ではないスタートから公務員試験→教採(主に私学)→上位免許取得→他学部で単位取得と、曲折も経て進んだ頃と比べたら選択肢がある(自分に応募可な求人がある)だけで救いに思える。

昨年、はてなではないブログで、長い間フリーでイラストの仕事をしてきた女性が39歳で福祉職員へ転職したことを知った。人生何がどう転ぶかわからない。何が強みで何が弱みかも情況しだいで変転する。

まあ本当にどうなるかわからないけれど、決まりそうだった二週間前派遣の仕事の報告をした時は白けた態度で拒絶と無関心を示した親も、これら求人の話には何だか色めき立った様子なのをみて、田舎の人はつくづく十五年位前の古い幻想世界を生きてるんだなあとか、反応を面白く感じている。

何で親に話すかというと前に転職なり移転なりの構想を家族に相談しないことをネチネチ咎められ、これがアパート契約の保証人問題に響くことがわかったゆえの伏線である。なるべく核心は言わない。仕事はたかだか賃労働、生涯の仕事のことは、激昂してもなるべく漏らさないように、と思っている。とにかくしぶとくやりたい。

写真は芽吹いたモミジバフウ。あんな小さな芽でも、世界を把持しようと懸命な様子です。