いわきび、森の明るみへ

四国の片隅から働き方や住まい方を再考しています。人生の時間比率は自分仕様に!

退職事由、雇用保険、国保、年金

祝福を。
昨日、役所とハローワークで説明を聞いたいわきびです。

わかったこと。

退職事由の件。

たとえ1年ごとの契約更新でも、直雇用の非正規社員で3年以上契約を更新し続けて勤めた人が、会社から更新を提案されて断ったばあい、雇用期間満了まで勤めても自己都合退職になるらしい。3年以上契約更新を続けて同じ事業所に勤めることを「雇用の常態化」として、いわば期間の定めがない正社員と同じような扱いとみなす考えからくるもので、それを自分から断ると自己都合退職になるという。

で、いわきびは今回それが3年未満なので「自己都合」にはならないはず、というのがハロワ担当者の説明だ。

ホントだろうか?もしそうなら3ヶ月の待機期間はナシで、少しホッとする気持ちもあるが、だったら3年以上勤めた人には理不尽な話である。

同じ会社に定年まで勤めたって、非正規はどこまでも非正規で、正社員と同じ待遇は決しては得られない。少なくともウチの会社はそうだ。じっさいには正社員並みの仕事量と責任を課されて給料はその半分ていど、の非正規社員が世の中大半ではないか。

窓口では今回もらえる雇用保険の受給額も試算してもらった。源泉票の写しを出したのだが、ほんとは雇用契約書を見せるとより正確な推定ができると言う。

はじき出された金額は、予想どおり少額であった。でも雇用保険受給額は、退職する直前半年間の収入で決まるため、10月〜3月の祝日と年末年始はさんだ日数と、時給制であることを考えれば、まあとうぜんのことである。

3ヶ月待機期間があってもその間は働き放題だし、この受給額をアテにするつもりはない。なら、なぜ悔しがるか、以下。

第一に、固定費をここから支払う想定が不可となったから。無理やり転居して、家賃や国保などをギリギリそこから捻出、が無理である。

第二に、退職を決めたのが実は11月くらいからで、そこから5ヶ月ガマンしたのは何やったんや!!という気持ち。どうせ自己都合で3ヶ月の待機、かつ雀の涙の金額なら、嫌だと思った時点で辞めてた方が、嫌な思いを数ヶ月経験せずにすんだだけマシである。

第三に、自分が田舎の情報弱者の烙印を押された気分になったから。この5ヶ月間、色々調べて転職・派遣会社に登録し、応募し、旅費を使い、シェアハウスや、保証人不要の賃貸も調べて選択肢を検討し、でもだめで、そこへ自分の現状把握においてそもそもの前提が狂うような情報が入ってきた。実質は失保の受給が数ヶ月ズレるだけで、職業訓練も申込OKだし、仕事が決まればそれでよいし、動揺することではないのかもしれないが、いわきびは疲れた。地方で貧困に陥るって、こういうことなのか、と。

この退職事由で変わるのが国保の金額。これも役所で試算してもらい、メモ。年金は免除申請可能。離職票があれば、収入なしと見なされふつうに免除できるという。

現段階で解っているのはここまで。

確実に出て行くお金と、入るお金をせめて把握しておく。とはいえ、状況も心境も情報も、明日や来週の予測がつかないのは、案外楽しいことかもしれません。