いわきび、森の明るみへ

四国の片隅から働き方や住まい方を再考しています。人生の時間比率は自分仕様に!

地方で暮らすということ

暮れゆく地元の休日から

河原はいつ来てものどかである。ただ川は干上がっていて、これから暑くなるのに水不足は大丈夫だろうか。 橋を行き交う車がにわかに急ぐ気配を見せ、休日の終わりを意識させる。ランニング、テニスをする人、ドッグランに集う人、犬を散歩させる人。鳥の鳴き…

若葉の街から

快晴である。こんな日にお勤めでブラインドの開かない部屋で仕事をする人はほんとに気の毒だなと思うほどの日差しだ。 今日はとくにハロワへ用事もなく、バイトもなく、あえて外出する必要もないのだが、そろそろなくなりかけた野菜の買出しを兼ねて散歩に出…

斜陽の国から

祝福を。写真は夕暮れと若葉。 相変わらずのいわきびです。待機期間は明けたものの、選考途中で止まっている地元求人からは連絡がなく、県外求人は落ち、4月も下旬に突入しつつある。今日はまた一つ地元求人へ応募。先週月曜は先月分の給与が振り込まれたの…

地元とつきあう

写真は公園の堀から撮影した温泉街の風景。この寒いなか園内は屋台が出ているが桜は二分ほども咲いていなくて、人もまばらである。 観光地とはいっても観光客向けの店や宿の周りにある、近隣の生活圏が活況と生彩を放つのがこの辺の味わい深さだと思う。この…

帰郷した日をふりかえる

祝福を。写真は飲食店に生けてある花木とその芽です。 そこかしこに春の気配が漂いはじめ、焦るべきなのか喜ぶべきなのか、今一つとるべき態度がわからない。が、ただ一つ、暦に惑わされてはいけないとは思う。自分のリズムを無視して司法年度や会計年度に合…

この居場所いずれ去りて

祝福を。 まだ周囲の全ての人に伝えてはいないが、いまの職場を去る方向で動いている。会社とさよならすることを、同僚、家族にはまだ完全に伝えきれていない。就活し、職業訓練も視野に入れているが、次の身の振りが未定だからである。 軍資金が足りるだろ…

意図せずして

祝福を。 いわきびは決して地元LOVE!の人間ではない。すくなくとも今まではそうだった。でも、ブログを開いて見てくれる方に、少しでも地元の好さを届けよう、と眼を凝らすようになった。 写真は中心街の地酒と土産のお店。二階の窓が、レトロでしょう?こ…

地続きの外へ出て

祝福を。 山陽から戻って今後のことを展望してみると、何だか自分がきわめて限られたエリアで右往左往しているのでは?という視点がもち上がった。それはあたかも、精巧に造られた箱庭の中でひとつまみの素材を右に置くか左に置くか迷う様子に似ている。素材…

旅終えて

祝福を。 やっと汽車が四国に入り、ホームに「瀬戸の花嫁」が流れるのを聴いてあ〜この空気へ戻ったか〜とうんざりするはずが、どこかホッとしてもいる。 のんべんだらりのゆるさが、四国というか地元では許されるのです。それゆえにサービスの質がどこか抜…

カフェという時間

帰郷前に住んでいた土地には、喫茶店文化というものがほとんど無かった。あるのはチェーン店のカフェか、常連でもってるような個人経営の喫茶店で、後者はいちげんさんが入りやすいとは言えない。小洒落たカフェは街中にはいくらもあるものの、本当に匿名で…

私の動線

地元は急に寒さが戻ってきた。写真は土曜夕方の、中心街へ至る路。 街には路面電車が走っていて、中心街をめぐるには今もそれが便利だ。とはいえ交通じたいはとてつもなく不便でちょっと郊外へ住むとたちまち車がなければ移動に困り、その運転マナーがまた良…

いい、加減。のつくり方

祝福を。 街中ではもう梅が咲き、早い木はもう八分咲きほど。皆様お住まいの土地ではいかがでしょうか? こんなに早く梅が香り、道端や畑に野菜や青草が生える、この彩りこそ地元四国の良さとしみじみ思います。 地元はとても豊かで程よい街です。気候は穏…