いわきび、森の明るみへ

四国の片隅から働き方や住まい方を再考しています。人生の時間比率は自分仕様に!

優先順位は?

祝福を。

ほんとうに、すべての生きる人に祝福あれかしと思う。

詰みかけの職場に行っては剣の立った自分の顔にため息、地元の交通便の悪さに苛立ち、どう接してよいかわからない地元(実家があり、穏やかで豊かな自然と田園と暮らしの匂いがある)の人々との付き合いに途方に暮れ、まだ配信停止はしていない転職サイトやエージェントからくる求人案内に応募クリックし、派遣会社からの案内に返信のしように困り、給料が出ても返済と引越&部屋契約費分を差し引くと残高を見て背筋が涼しくなる。

もう、何が最優先だかわからない。退職は決まった。が、雇用保険はいつから受給か不明、次の働き口も未定、住まいは普通に賃貸を借りるのが難しい資金状況。移住を6月以降に延ばしてゆっくり地元で学び金のためだけに働く手もあるが、その間地元に住むのも嫌だ。実家が嫌なら地元で安い部屋を、とも思ったが本当は地元も出たい。だが…という堂々めぐりなのでもう書かない。


地元で職業訓練を受けるにも直近の開講は5月から。4月は働かなくては、しかし、今はゆっくり眠りたい。できれば地元か実家以外の場所で。路上はちょっと困るな。

何より悔しいのは、地元しか知らない人と同じ扱いを受けることだ。待遇がどうこうという意味ではなく、いっぺんも地元から出たことがなく、たまたま今に至る人と同じ立場のように見られ語られるが、ちがう。私はここよりマシな都市で、少しマシな給料で、もっと寒い土地で自活していた。震災も経験したが、その手のことは喋ると嘘くさく空回りするので控える。ここしか知らない人ならここ特有の不便さに気づかないが、コスパ、インフラ、スケールメリットの利は案外北国で実現可能であり、なまじ温暖で恵まれた地ではインフラがボロボロのまま、ということがあるのだとこの数ヶ月で気づいてきた。

旅費はある。何とか。なので、煮詰まって詰むリスクを避けるために、海を渡るかもしれない。

何だか追い詰められた人のようだが、いやその通りなのだが、もうここは「こんな状況の自分もいます!」というアピールと、書けば誰かが見てくれるだろうという望みのための発信の場になっている。

だから、閉店にはしないぞ!明るみを求めて!
いわきびの望みはあくまで地元と家族から離れた一人暮らしと、勉強と執筆に専念できる時空間だったが、他人がそれ以外のことを優先するのは全くかまわない。人生の時間比率は自分で決められるもの。そう信じて奮闘する方たちと、これからも繋がりたいのです。