いわきび、森の明るみへ

四国の片隅から働き方や住まい方を再考しています。人生の時間比率は自分仕様に!

アクセシビリティについて

祝福を。
退職・転居を告げて数日のいわきびです。

求職も住まい探しも職業訓練も、調べて動いてバタバタしているのにいっこうに落とし所が見つからない。山陽、関西の都市部を徐々に絞り込んで「で、どうする?」の結論が出せずにいる。

職業訓練も、もうすぐ締切の県外のコースを申し込みたかったのだが、それは求職者支援訓練で、いわきびは今回雇用保険が出るのでこれに連動した(訓練終了まで受給を延長できる)公共職業訓練の方を窓口で勧められた。で、公共訓練のメニューはまだ詳細が掲載されておらず、説明会を順次行っているところらしい。他の候補地を見ると内容はすでに掲載済&募集開始だが、私が取りたいコースが公共訓練にはなかったり、コース一覧が未定だったり、またはメニューが豊富すぎるのは良いが締切に間に合うか、そっちで部屋探し間に合うか、など計画の立てように困る。ちなみに地元には、マッチングするのが無い。役立ちそうなコースもあるが、開始が遅い。

明日はまた山陽へ発つが、自分のしていることの方向性が「?」である。もう少しだけ、めぼしい求人に応募して試験へ、派遣会社への登録ももっとする、そして住まいの辺りをつけるー、はずが、資金がジリ貧になってきた。
だいたいもらうものが少なすぎるのだから支出が増えたらあっさりヤバくなるのは当然ですね。帰郷前に働いていた給料とは違う。そしてあっちのアクセスとも違う。交通費がかかる。市内も交通が不便なのでたとえば雨の日トラムでハロワへ行ってまた駅前へ戻るのに時間を食う。それでも十分おきに来てりゃ恩の字だろうが、と思われるかもしれないが、大都会なら問題なくできること、ド田舎ならあきらめがつくことのどっちも地元ではだめ。家賃も賃金も激安の中途半端な地方都市でジリ貧に陥ることの危険を帰郷四年目で痛感する。
あっこの状況ヤバイ、この選択ダメだ!と気づいても、素早い変化がしにくかったり変化に制約がかかったり、しがらみにジャマされたり、選択肢が少なかったりあってもアクセスするのが困難だったり、情報を得るまでにやたらハードルが高かったりコスト負担が大きかったり。
どこで何をしても逆境や不調は付きものだが、たまたま悪条件が重なった時に身動きが取れなくなってあっさり詰む、ということが地方では起きやすい。大都会に比べて田舎は、生存資源のなかでもとりわけ情報や支援制度へのアクセシビリティが良くない。大都市なら一日に五つのタスクがこなせるところを田舎では一つだけ、ということもある。

と書いているうちに夜が更ける。入浴と、登録向け経歴の入力をしなければ。

どこでどんな身の振りになるかわかりませんが、人生にはこんな旅もあるのでしょう。
現状を変えようと奮闘するみなさんと、ぜひ共に生きたい!!